こんにちは、ゼロ(@zerolifelab)です。
我々研究者は、物事に対して個人的なまたは世の中的な疑問を解明することを生業としています。
その際、確実に出てくるのは、その疑問の原因はどこから出てきているのかを考え仮説を立てます。
実際にその仮説が当たっているのかを様々な方法で検証します。
その検証から得られたデータを基に考察し、他にも知られていることと照らし合わせます。
ここまでで、原因が解明できれば紛れもない大きな一歩の前進です。
解決できなければ、再び仮説へと戻ります。
戻るといわれると後退したかのように思われてしまいますが、
これでも前進する一歩であることに変わりありません。
どういうことかというと、
仮説は違っていたという結果が得られたので、
また違う考え方をすれば解決にたどり着けることが分かったからです。
突然こんなことを話し始めたので
・・・?
となっている方がほとんどでしょう。
なぜ突然こんな話を始めたかというと
研究に使うこの考え方は、
研究だけでなく人生すべてに使える考え方だからです。
この記事では、研究者でなくても仮説・検証・考察が大事であり
さらにはその考え方から出る行動が世の中を生きやすくしてくれる理由について解説していきます。
ぜひこの機会にマスターして
生活に取り入れてみてください!
仮説検証考察の「仮説」ってどう立てるの?

そもそも仮説ってどうやって立てるのが正しいの?
「正しい」仮説の立て方は・・・
特にありません!!!
ふざけているわけではありませんので、ご安心ください。
逆に言うと、
何かしらの原因から仮説を立てた時点ですべて正しいです。
考え方は人の数だけありますので、
人それぞれ自分なりの仮説を立てればそれでOKです!
とは言ってもなかなか難しいので・・・
例えば、
皆さんの周りに、
この人ともっと仲良くなりたいな!
と思っている人がいたとします。
その人に対して
- いつもより少し明るく挨拶したら私を認識してくれるかな。
- 会話のきっかけの為に飴を一つ渡してみたら、受け取ってくれるかな。
と仲良くなるための行動を想像をします。
これらはすべて仮説です。
これらのことは、割と自然にやられている方も少なくないのではないでしょうか。
何か行動を起こした結果、どうなるかの結果を予測してみる。
これこそが仮説になります。
まずは、この仮説を立てて検証へと繋いでいきます!
仮説検証考察の「検証」ってどうしたらいいの?

続いての検証は
仮説さえできていれば、後は行動してみるだけです。
行動するための勇気があれば確実に前に進めます!
上記の例に対して
「嫌われたくないから動かない」という選択を取る方も少なくないでしょう。
そんなあなたへ私から
せっかく立てた仮説の意味がなくなっちゃうよ!
確かに動かなければ嫌われることもないでしょう。
ですが、好かれることもないのではないでしょうか。
嫌われないことが目標なのであれば、じっと待つことも一つの手なのは間違いないでしょう。
しかし仲良くなることが目的なのであれば、
仮説を立てて自ら動いていくことでしか叶えられないように思います。
動くといっても、アピールすることだけが行動ではありません。
- 日々の生活の中で、
- 人に丁寧に接する、
- 周りの人のやる気を出させてあげられる、
- 周りを見て気を配って動く
などなど、目立つような行動ではない場合でもいい結果を出せます。
目立つ目立たないにかかわらず、
自分で決めた仮説に乗っ取り検証をすることで目的に近づいていけるでしょう。
仮説検証考察の「考察」の仕方は?

検証まで終了しました!
あと一歩ですね!
ここまでは来られたけど
考察ってどうしたら・・・?
考察のフェーズでは、
起きたことをありのままに受け入れて、自分の仮説が合っていたのかどうかを考えます。
その際気を付けなければならないことがあります。
それは
希望的な観測など、個人的な感情は入れないようにする
ことです!
これ非常に大切です!
実はこれが一番難しいところかもしれませんが、人は誰しも
こんなに頑張って行動してんだもん、うまく行くに決まっているよ!
と希望的観測を含めた考えを持ってしまいます。
これが事実を捻じ曲げて受け取ろうとしてしまう原因になりますので
自分基準ではなく、あくまでベースに来るのは起きた事実であるということを忘れないでください。
この考察のポイントで、2つのルートに分かれます。
それは
- 仮説が当たっていた場合
- 仮説が外れていた場合
の2つです。
①仮説が当たっていた場合は、もう一歩前に進むためにできることはないかの仮説を立て検証に繋げていきます。
②仮説が外れていた場合は、もう一度うまく行かなかったのかを考え異なる仮説を立て検証に繋げていきます。
あれ?
そうです!!
どちらも、やることは同じなのです。
これが証明していることは、
前に進むためには仮説・検証・考察のサイクルがとても大事だということです!
仮説検証考察は一人でやる必要はない

ここまでいろいろと解説してきましたが、何も一人で抱え込んでやる必要はありません。
一人の頭で出せる仮説は限界があります。
毎回、正解である仮説を組み立てられればそれがいいのですが、時には躓いたりします。
そんなときは、自分一人ではどうすることもできなくなることがほとんどでしょう。
そういう時は周りにいる人にアドバイスをもらってみましょう。
問題の内容によっては、その道のプロもいます。
普段から、周りの人を意識した行動を取っていれば
必ず一緒に考えてくれる人がいるはずです!!
周りの人に頼り頼られ、協力して前に進んでいきましょう!
まとめ:仮説検証考察をして前に進もう!

今回の記事では、研究者でなくても仮説・検証・考察が大事である理由を解説してきました。
人それぞれの考え方で、対処したい事柄に応じた仮説を立てて
勇気を持って検証という形で行動し
得られた結果(事実)から仮説が合っていたのかを考察し
次の仮説へと繋げていきます。
このように行動することで
世の中をとても生きやすくしてくれること間違いなしです!
仮説・検証・考察を人生に取り入れられた皆さんは、
立派な研究者であると私は考えます。
皆さんも人生における研究者の仲間になって、日々いろんなことに臨んで行きましょう!!
これからも前進していくための考え方や行動の仕方など、皆さんが豊かな人生を手に入れられるように情報を発信していきます!
今この瞬間から、自分自身の豊かな人生を思い描き、前進していきましょう。
みんなを笑顔に!そして自分も笑顔に!
それでは、また!!
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