こんにちは、ゼロ(@zerolifelab)です。
今回は
苦手なこと
に関連してお話ししていきます。
私の苦手なことは
ざっくり言うと
人間関係です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は極度の人見知りでした。
人前に立つなんて、もってのほか!!
しかし
大学入学後、最大の試練に飛び込んでしまったのです。
アルバイトをしないと生活できなかったので
特技が水泳だからという安易な理由から
スポーツジムでのアルバイトを始めました。
スポーツジムでインストラクターをするということは
- 明るく元気よく挨拶をする(当たり前 笑)
- 人にマシンの使い方を説明する
- お客さんの前でレッスンをする
のようなことがお仕事になります。
どれも私には向かないことだ。
と思うことが多々ありました。
働く前からわかりそうなことですが(笑)
しかし
苦手ながらもしっかり続けていたら
最終的にはその苦手意識も薄れ、
私の1時間のレッスンにお客さんが30人来てくれることも珍しくなくなりました。
- 皆さんに何度も笑顔になってもらえたこと
- 水泳が目に見えて上達してもらえたこと
が私の誇りであり自信につながっています。
この経験があるからこそ
苦手なこと、つらいことに
ぶち当たってもくじけずやってこれています。
もちろん今回言いたいのは
つらくても逃げるな
と言う類のものではありません。
苦手なことでもしっかり考えながら続けることで得られるものもあるんだよ
という話です。
ということで
今回の記事では
苦手なことを約10年間続けてきた私だからこそ言える
- 苦手なことを克服する過程で私の身に起きた奇跡
- 苦手なことに挑戦するメリット・デメリット
- 苦手なことに挑戦するときのポイント
を解説していきます。
・苦手なことを続けるとどんなことが起きるのか知りたい人
・苦手なことに挑戦するときのポイントを知りたい人
・苦手なことも含めて生きやすい環境を整えたい人
苦手なことって考え方によっては一番の成長できるポイントかも?
ぜひ参考にしてみてください!
それでは見ていきましょう!
苦手なことを克服する過程で起きた奇跡

苦手な人前を克服するまでの過程①:本当に人前が嫌な時期
正直な話、最初の頃はインストラクターを
- 辞めたいな
- 嫌だな
と思ったこともありました。
そりゃそうですよね、人前が苦手なのですから(笑)
どうして辞めなかったかと言うと
単純に負けず嫌いっていうのが大きかったと思います(笑)
出来るようになって、それでも嫌なら辞める!
と考えるくらいには負けず嫌いです。
でもやはり、苦手は苦手なので始めて1年とかそれくらいの時はマイナス感情が多かったイメージがあります。
何とかうまくできるようにしたかったのですが、ここで大きな問題が発生しました。
苦手な人前を克服するまでの過程②:克服の仕方がわからない時期
人前に出ることに抵抗がなくなるにはどうしたら良いのか全くわからない。
これが発生してしまった問題です。
そもそも人とうまく話せないから私は人見知りだったのであって
そこから更に人前に立って大きな声でプレゼンをするわけですから
そんな簡単に出来るわけはなかったのです。
わからないからこそ、お客さんの反応を観察することにしました。
私が説明した後のお客さんは
- わかりやすければ明るい顔
- わかりにくければ渋い顔
と非常に正直な反応をしてくれます(笑)
最初はこの反応を見ることすら怖かったのですが
反応を見ないことには何も改善できないのでここだけは気持ちでなんとか頑張りました(笑)
お客さんの細かな反応も見落とさないように、レッスンをしながらひたすら観察していきました。
そして
この観察の結果、
- どのように話すと笑顔になってもらえるのか
- どのように説明すると理解してくれる人が増えるのか
- どのようにレッスンを進めると水泳が上達してもらえるのか
を少しずつ理解することができました。
苦手な人前を克服するまでの過程③: 成果が出始めた時期
お客さんの反応を観察することに慣れてからは、進みが速かったのをよく覚えています
観察で得られたことを実践していくと
自然とレッスンに参加してくれるお客さんも増え、30人を超えるようにもなりました。
それだけの人の前で、カンペもなく1時間話す機会が週に何度かあれば嫌でも人前に出ることへの苦手意識も薄れていきます。
人前に出ることに抵抗が少なくなった結果
- 私のレッスンの為にわざわざスポーツジムへ来てくれる方が増えたり
- 水泳のレッスンで集客1位になれたり
- 私の説明に全幅の信頼を置いてくれる方が増えたり
とスポーツジムで働く中で目に見えて変化が起き始めました。
さらに
教えるのがうまいからということで
- 非常勤講師のお仕事を頂けたり
- 大学で学生に実験について教える機会をもらえたり
とジム以外でのお仕事にも繋がりました!
人前が苦手だからと諦めていたらすべて起こらなかったことです。
人見知りで人間関係に難ありだった私にとっては奇跡ような出来事です!
これらはすべて、
自分の中にあるもので何とか人の為になれないか
私がお金をもらえている理由
を考えながら苦手に向き合ったおかげもあると思っています。
私は運が良かったのももちろんあります!
運をしっかり掴めるように準備しておくという意味も込めて
ぜひ苦手なことに挑戦するいい機会にしてみてください!
苦手なことに挑戦するメリット・デメリット
ここまでの話だと苦手なことでも考えて続けると
メリットばかりの様に聞こえますがそんなことはありません。
残念ながらデメリットもあります。
苦手なことに挑戦するメリット・デメリットを整理していきましょう!
苦手なことに挑戦するメリット①:克服できれば、人生の幅が広がる
苦手を克服するということは、
- 今まで出来なかったことが出来るようになったり
- 今までどうしても時間がかかっていたことを速く出来るようになったり
と自分自身が成長するということです。
出来なかったことが出来るようになれば
守備範囲の広い人間になれるので重宝される人材となれます。
また
時間がかかっていたことを速く済ませられるようになれば
時間的な余裕が生まれて
- 楽をすることができたり
- 新しいことに挑戦することができたり
と貴重な時間を、ゆとりや成長に使えるようになります。
つまり、苦手を克服することは
人としての成長に繋がり、人生の幅が出るようになるのです。
苦手なことに挑戦するメリット②:乗り越えたという経験がこれから先の自信に繋がる
苦手という壁を乗り越えた経験は、それから先の人生での自信に繋がります。
実際に、私が人前に立つことへの苦手意識を克服した経験から
これから先も苦手にぶつかったとしても試行錯誤しながら前に進んで行ける自信があります。
苦手意識を完全になくせるかはわかりませんが
確実に自分自身が前に進んで行く方法は身につけられました。
このように、苦手を克服するという経験そのものに価値があります。
苦手なことに挑戦するデメリット①:精神的にきつい
次はデメリットについてです。
最初のデメリットは、
苦手なことに挑戦すること自体が精神的にきつい
ということです。
これは想像に難くないのではないかと思います。
そもそも苦手なことをするわけだから、精神的な負荷はすごいよね。
- 苦手なことに向き合うことからストレスがかかり始め
- 苦手なことに挑戦する前の思考と心の荒れ
- 最初の頃は特にうまく行かないことによる疲労
このように精神的な負担を挙げ始めればキリがないくらいですね。
うまく行かなければ行かないほど、どんどん苦しくなってしまいます。
苦手なことに挑戦するデメリット②:必ず苦手を克服できるとは限らない
そして、最大級のデメリットが
苦手なことに挑戦したからと言って、必ず克服できるとは限らない
ということです。
どんなに頭を使って戦略的に挑んだとしても
- 精神的にきつすぎたり
- 身体的にもきつくなったり
克服の邪魔になるものはたくさんあります。
私は運よく人にも恵まれ、苦手を克服できましたが
これから先も苦手を完璧に克服していけるとは思っていません。
人それぞれどう頑張っても苦手なものはあります。
その場合は、周りの人と良い関係を築いておくことで助け合うのが一番ですね!
苦手なことに挑戦するときのポイント
苦手なことに挑戦するときには、押さえておきたいポイントがあります。
気合や根性だけで苦手なことに立ち向かうのは、非常に効率が悪く成功確率も下げてしまうと思います。
ここでは苦手なことに挑戦するために必要な
- 技術的なポイント1つ
- 精神的なポイント2つ
を簡単ではありますが、紹介していきたいと思います!
苦手なことに挑戦するときのポイント ①:苦手意識がどこから来るのか分析する
まず技術的なポイントですが、
苦手意識がどこから来るのかを分析することをオススメします。
私の場合、
- 相手に私の話がうまく伝えられないこと
- 相手から怪訝な反応をさせてしまうこと
が怖かったのです。
何が原因で苦手だと感じているのかがなんとなくでもわかると
それを解決するために
- 仮説を立てて
- 検証して
- 考察して
を繰り返していくことで前進することが出来るはずです。
克服まで行かなかったとしても、苦手な理由を詳しく言語化できるようになれます。
苦手の克服には、気持ち(気合と根性)だけでは難しいでしょう。
もちろん気持ちが必要なのも間違いありませんが。
苦手なことに挑戦するときのポイント②:苦手を克服しようとしなくていい
え。
と思われてしまうかもしれませんが
最初から苦手を克服しようとすると精神的によりきつくなってしまいます。
実際に私は結果として人前に立つことへの苦手意識を克服できましたが
当時考えていたのは
とにかく自分が嫌な思いをしないように
お客さんに気に入ってもらうことを考えていました。
そのためには、
- わかりやすく説明する力
- 明るいトーク力
のようなレッスンを上手く進めるための力が必要でした。
それらを身につけた結果、人前に出ることへの苦手意識が減ったのです。
私の例のように
自分が嫌な思いをしないために目の前のことを改善するというのは
苦手克服への近道になるかもしれません。
皆さんもぜひ参考にしてみてください!
苦手なことに挑戦するときのポイント ③:苦手なことから逃げることも大切
また、
え。
と言われてしまうかもしれませんが、
苦手なことから逃げることも大切だと考えています。
先程、デメリットのところでもお話ししましたが
必ずしも苦手を克服できるとは限りません。
どう頑張っても克服できないことに立ち向かうと
- 精神的
- 身体的
ともに不調が出てしまう可能性が高くなります。
ある程度挑戦しても難しい場合は
苦手なことから逃げてしまいましょう!
これぞ、戦略的撤退!
自分の苦手なことを周りの人に助けてもらい
自分の得意で周りの人の力になる
そんなかっこいい関係を築いていきましょう!
まとめ:苦手を克服したり、人と協力したり、生きやすい環境を整えよう!

今回の記事では
- 苦手なことを克服する過程で私の身に起きた奇跡
- 苦手なことに挑戦するメリット・デメリット
- 苦手なことに挑戦するときのポイント
を解説しました。
人前に出ることが苦手でどうしようもなかった私にも
スポーツジム内では
- 私のレッスンの為にわざわざスポーツジムへ来てくれる方が増えたり
- 水泳のレッスンで集客1位になれたり
- 私の説明に全幅の信頼を置いてくれる方が増えたり
ジム以外でも
- 非常勤講師のお仕事を頂けたり
- 大学で学生に実験について教える機会をもらえたり
と目に見える成果に繋げることが出来ました。
人見知りで人間関係に難があった私からしたらまさしく奇跡です!
苦なことに挑戦することのデメリットでもあったように
すべての人が必ず苦手を克服できるわけではありません。
これから先の私自身もずっと苦手を完璧に克服し続けることができるとは思っていません。
となるとやはり
苦手克服に挑戦しつつも
協力してもらえるような関係を周りの人と築いておくこと
が非常に大切になります。
自分の苦手なことを周りの人に助けてもらい
自分の得意で周りの人の力になる
これが当たり前にできるような
みんなそれぞれが生きやすい環境を整えて行くことを意識していきましょう!
これからも前進していくための考え方や行動の仕方など、皆さんが豊かな人生を手に入れられるように情報を発信していきます!
今この瞬間から、自分自身の豊かな人生を思い描き、前進していきましょう。
みんなを笑顔に!
そして自分も笑顔に!
それでは、また!!